市主催の広報委員会研修会に参加しました
小学校・中学校のPTA広報委員が対象の広報委員会研修会に嫁さんに無理矢理押しつけられて参加してきました。
講師として地元で市の広報紙を作成している広報課職員の方が講師として来られました。
とても場慣れしている感じの品がある女性の方で流暢な自己紹介から始まり、よい雰囲気の中講義が始りました。
研修に参加したのは今年度、小・中学校の広報委員になり、学校の広報紙作成を担当する事になった父兄、100人前後いました。
・・・・・目次・・・・・
広報とは
広報とは、企業だけでなく行政や各種団体の活動内容や商品などの情報発信を行う業務、またはその担当者や部署。広告と混同されることがあるが、広告が新聞や雑誌、テレビなどの広告枠を買って商品や企業の宣伝を行うことであるのに対し、広報とは情報を受発信することで、新聞や雑誌などの媒体に記事として取り上げてもらったり、従業員や株主、消費者などのステークホルダーに活動内容などを理解してもらうことを含む。
講義のテーマは「読まれる広報誌の作り方」
紙の媒体を読まない人が増えている中、どうしたら手に取ってもらえるか?読み始めてもらえるのか!?
という事を一番に考えているそうです。
そこで講義は表紙の作り方に集中して行われました。
表紙づくりのポイントとしては
興味を引く、想像を掻立てるようなタイトル名をつける
写真やイラストを大きく使用・・例えば表紙はクラス全員が映るのではなく1人〜数人の拡大写真を大きく使用し、その笑顔や一生懸命な姿で感情に訴える(近年はプライバシーの問題などでアップでの写真は難しいですが)
熱意、伝えようとする気持ちを持つ
ビジネス向きの6W2Hを使用する
5W1Hではないんですね。
最近「文章の書き方」的な本をいくつか読んでいますが5W1Hを意識しろ!と必ずと言っていいほど書いてあります。
5W1Hは
いつ (When)
どこで (Where)
誰が (Who)
何を (What)
なぜ (Why)
どのようにして(How)
を意識して書いていくことで情報を分かりやすく伝える事ができる、という文章作成の基本のようですね。
昔学校で勉強した気がしますがとっくに忘れていました。
6W2Hはそこに
Whom(誰に)
Howmach(いくら)
を足したのが6W2Hだそうです。
伝えたい相手は誰なのか(Whom)を明確にする事でターゲットを絞った濃い情報を提供できる。
その価格はいくらなのか(Howmach) を加える事で相手が求めている情報をその場で提供できる。
ということだそうです。
少し調べてみると5W1H、6W2Hの他にも5W1H1Rや5W3H1Rなど色々あるようですね。
情報整理の小技
ナンバーリング・・・・・番号を付ける
ラベリング・・・・・・・〜について(小見出しで区切る)
Q&A、インタビュー・・・一文を短く(やわらかな表現)
見やすさ・インパクト・・メリハリをつける(大きい、小さい)
- 色やデザイン・・・・・・色や形を変える(あえて不揃いに・手書き文字も有効)
講習を終えて
ん?この研修ってブログの書き方研修ですか?と思えるほど最近学んでいる事と重なりました。
新聞や雑誌、広報紙、ブログでも文章の基本は同じなんですね。勉強になりました。
そしてどの媒体でも表紙、見出しなどは読者を呼び込む入り口になるのでそこに力を入れているというのが感じられました。
毎月発行の広報誌での苦悩などの話も聞けて、今までと違う角度から楽しんで読めそうです。
会場の九割を女性が占める中、奥さんの仕事の都合で出席しましたが思った以上に楽しめました。
ちなみに いーさんの両隣は男性だったのですが、1人はうたた寝(-_-)zzz
もう1人の方はこっそりとスマホゲーム Σ(゚д゚lll)してました・・